認知症の父の在宅介護記録

アルツハイマー型認知症(要介護5)を患う父の在宅介護の記録

はじめに

 

f:id:zaitakukaigo:20180807114804j:plain

写真はちょうど父が入院した頃に撮ったもの。

 

父は83才。アルツハイマー認知症を患い、現在は要介護5の寝たきりの状態。

 

認知症発症後も自宅で介護にあたっていたものの、しだいに家族の負担も増し、1年4ヶ月前に施設に入所するも、4ヶ月前に誤嚥性肺炎のため、入院。主治医からは老衰の末期状態で、もうながくないと伝えられる。

 

肺炎治療後の選択肢として、看取り専門の病院への転院を提示されるも、最期は住み慣れた自宅で、家族とともにゆっくり過ごしたいとの私たちの強い思いから、自宅での看取りを希望する。

 

そんなこんなで、2ヶ月の入院期間を経て、家族での父の介護・看護生活がスタート。施設に入る前は、歩くことも、自力で食べることもできていた父。今では身体を動かすこともできず、全ての行動において介助が必要な状況。いわゆる寝たきりの父の介護は私たちにとっても初めての経験。

 

医師、看護師、ケアーマネージャーさん、ヘルパーさん、その他様々方のサポートのおかげで、私たちも日々学びながら、介護にあたっている。

 

この超高齢化社会において、高齢者福祉をめぐる状況は増々厳しいものとなり、国も在宅介護を勧める方向に向かう中、きっと私たちのように何も分からず、介護にあたらなければならない人が今後増えてくるはず。

 

少しでも私たちの経験や私たちが得た知識を、同様の状況にある方々にシェアし、役に立てればという思いで、ブログをはじめることに。

 

笑いあり、涙あり(?)な母と3人の娘による介護生活を紹介していきたいなと思う。